ヒプノセラピスト養成講座について
![]() |
1.ヒプノセラピーはマニュアルさえあれば誰にでもできるの? 短期間でマスターできる? ●多岐にわたった問題に対処できるプロのセラピストとしては答えは「No!」です。しかし残念ながらセラピーを受けるクライアント様は、施術の良し悪しを判断できないのが現実です。 例えば、初めての料理を出されて「これはアイスランドの定番料理」と言われれば、そのまま受け入れてしまいます。どこかの国の定番料理ならどんな味でも人生への悪影響はありません。では、明らかな効果を期待する心理療法ならどうでしょう。 そうです、ヒプノセラピーは本来、心理療法であり、心理学をベースとして出来上がったものです。 本場のアメリカでは、信頼できる機関での300時間のコース終了後に認定試験に合格したものが持つ資格です。 何につけ専門性の高い技術は短期間でマスターすることは難しく、理論から時間をかけてしっかりと学ぶことが求められます。当然と言えば当然です。 主催者(KEIKO)自身、1993年に最初に学んだ3日間コースで人の心に触れることに違和感を感じ、その後自ら沢山の先生の門をたたき、ヒプノセラピーの手法のみならず、心理学、スピリチュアル、その他精力的に学びを重ねました。 ●ヒプノセラピーの現場では、マニュアル通りに進むことはほぼありません。 無理やりマニュアルに当てはめて終えることは可能ですが、それではセラピーになりません。すなわち「癒し」という意識の変化は難しいでしょう。セラピーは一人一人のオーダーメイドです。それに対応できる知識と熟練が必要です。 ●幼児期や過去世を思い出すだけで「癒し」が起こるわけではありません。天使やガイドが代わりに人生を生きてくれるわけでも、頼めばどんな問題でも解決してくれるわけでもありません。 天使や見えない世界の高次の存在は、私たちの人生の学びを尊重し応援はしてくれていても、他力本願を叶えてくれるものではないのです。 しかしながらプロのヒプノセラピストの中にもそのような誤解が多いのが現実です。セラピーとは、誰かや何かにお任せというお手軽なものではなく、「気付き」に基づく意識の変容や、潜在意識への働き掛けによる新たな視点の発見・意識の広がりを促すものです。ファンタジーなスピリチュアルに逃げず、しっかりと自己に向き合い意識変容と意識拡大を図ることをセラピストの役割と考えます。 SORAでは、癒しとはどのように起こるのか、セラピーとしてセラピストがクライアント様の潜在意識に何をどう働きかければよいのか、マニュアルだけではなく講義と実習の繰り返しで身に付けていきます。 ●私たちの本質である”意識”について詳しく理解し、自己認識や世界観、意識のあり方に変化をもたらす為の知識を身に付け、様々な問題に対処できるセラピストを目指し、深い理解に導くプログラムを組みました。 ![]() ヒプノセラピーの手法のみならず、心理学、カウンセリングの手法、スピリチュアル、その他幅広く学び、実践の時間を十分に取っていきます。 Be-Pureヒプノセラピー協会(旧スペース・SORA) 養成講座の詳しいカリキュラムはこちらへ ★受講生のご感想はこちらへ 2.理論の習得とともに、実習の時間を充分にご用意しています。 ●理論的に理解することなくマニュアルを覚えても、そのマニュアルの意味することがわからず、マニュアルから外れたクライアント様にはお手上げになります。逆に理論ばかりで実習が足りないと、これもまた実際にはなかなか使えません。 理論をしっかり身に付けた上で、受講中に出来るだけ多くの実習を体験することが重要ですから、目が行き届くように少人数制を取っています。 ●初級ではヒプノセラピーの基本を身に付け、幼児期退行を学びます。 またセルフヒプノセラピーを初級に組み込みました。今現在、セルフヒプノはとても幅広い解釈があるようです。当協会では、癒しとは何かを基本に、意識の変容が起こる手法を学びます。その為に、初級では幼児期退行を基にした深い理解の上に、セルフヒプノセラーを学んでいただきます。これは主催者(KEIKO)が17年間(H29年現在)の実体験から構築したものです。幼児期退行とセルフヒプノセラピーにたっぷりの実習時間を確保しており、ご自身やご家族、ご友人の為に使える一生の宝物となるでしょう。 ●中級では皆さんをグループセッションのようなヒプノに導いたり(チャクラのセッションなど)、受講生同士のセッションをもう少し丁寧に見ていく時間をお取りします。なるべく多くのセッションを体験したり見たりすることは、とても勉強になるものです。中級の最後には丸一日の実習の日を設けています。(開業レベルは中級まで必要) 中級の講座内で必ず全員が一度はクライアント役でKEIKOのセッション体験ができるように致します。また、受講生同士でペアを組み交互に実習を行います。 3.受講生の皆さん個々人の問題にも目を向け、癒されていくように配慮しています。 ●授業を進めていく過程で、皆様個々人の問題に気付かされることでしょう。もちろん講師(KEIKO)も皆さんの課題や今現在直面しているであろう問題が自然に見えてきます。 それをあからさまに指摘することは致しませんが、それとなく、そこに意識を向けていただけるように配慮しています。また、ご本人様が自分の問題をシェアして下さる場合は、実習の時間にヒプノセラピーをさせていただく場合もあります。 ●セラピーや心理学、その他人を癒す仕事に興味を深く持つ人は、少なからず心に傷を持つ方が多いと言われます。感受性が強かったり、生き辛さを感じたり、そのような体験がセラピーや心理学などに興味を持たせるのです。そのような方だからこそ、人の心に寄り添う優しさを持ち、接することができるとも言えるでしょう。 しかし、ここで大切なのは、「心に傷を持ち、それを克服した人」が人を導けるということです。心に傷を持ったままのセラピストは、良いカウンセリングやセラピーが出来ません。解けない数学の問題を人に教えることが出来ないのと同じです。 ただ習うのではなく、参加者の皆様がセラピストとして育つ中で自分に気付き、癒し、セラピーとは何なのかを身を持って体験していただけることを願い、お一人お一人に配慮させていただいております。 Be-Pureヒプノセラピー協会 養成講座の詳しいカリキュラムはこちらへ 4.日本におけるヒプノセラピストの資格って、どんなものがあるのでしょう。 ![]() ●今現在、日本ではヒプノセラピストとしての資格に国家資格はありません。今あるどんな名前の認定資格も、そのスクールの私的な資格であり、何らかの全国的な基準があるわけでもありません。 だからこそ、どこでどのように学ぶのかは重要となるでしょう。上記でも触れましたが、アメリカでは長期にわたって学ぶものです。主催者(KEIKO)も始まりは米国催眠療法協会のライセンス(1993年)でしたが、今は更新を行っておりません。 講師 Be-Pureヒプノセラピー協会 SORA・KEIKO |
この本を読んで初めてヒプノセラピーとは何かを知ったという
プロのヒプノセラピストさんもいらっしゃいます。
ご感想を本当にありがとうございます。