あなたの運命リメイク術


3.「プチ・ヒプノ2」:自分の恋愛・結婚観を変えていくには


  前回のお話では
  「あたりまえにあると思っていて、あまり意識もしていないものが、いつもそばにある」
  これがまるでこの世の方程式であるかのようだ、という内容でした。

  『あたりまえ』にある、と潜在意識にインプットされているものが
  自分の世界に現れるというカラクリですから、
  潜在意識の中に『あたりまえ』とされているものが多い人ほど
  実際に手に入れているものが多いのです。

  そして、そのような『意識の条件付け』は
  胎児期〜幼少期に作られるものがほとんどだ、というお話もいたしましたね。

  恋愛や結婚で言えば、
  幸せな恋愛や結婚が『あたりまえ』という意識状態なのか、
  それとも『ありえないかも』という不安や『どうしても欲しい!』という
  切望しているという意識状態なのかは、大きな問題です。
  前回の例でいえば、A子タイプかそれともB子タイプなのか、です。

  また、『あり得ないかも』とか『手に入らないかも』と思っていると、
  自分でも気付かぬうちに幸せな恋愛・結婚から遠ざかるような
  行動や選択をしてしまい、恋愛や結婚のチャンスが訪れにくくなる。
  そして『どうしても欲しい』という意識の人も
  その思いとは裏腹に、欲しいものを遠ざけている、ともご説明しました。

  不思議ですよね。『ありえない』と思っているならいざ知らず、
  切望しているのだから、その思いに沿った行動や選択をするはず!
  そしてその望みは叶うはず!と思いませんか?
  ところが、その逆なのです。

  ここで意識のカラクリをもう少し詳しくお話ししましょう。

  人は、意識するものを、見付け、見詰めつづけ、拡大してしまいます。
  意識するものが聞こえ、注意して聞いてしまい、自分の世界で拡大していくのです。
  もっと簡単に言えば、意識するものを自分の人生に「引き寄せる」のです。
  「〜〜が欲しい!」と強く切望することは、
  その裏返しで、実は「〜〜が手に入らないかも」「手に入らなかったらどうしよう」
  という強い信念があるということなのです。

  「自分の人生に無い」「手に入らない」という意識を
  潜在意識の中に強く持っているということなのですね。

  当然に「手に入る」と思っている人は、そのこと自体、意識していません。
  空気のように当然に「ある」ものなので、意識する必要性がないのです。

  強く希望している、切望しているのは「私の人生には無い」からです。
  「欲しい!」と強く切望して努力すればすればするほど、『私には無い、無い、無い』と
  潜在意識にさらに強化してインプットしているようなことにもなりかねません。
  意識というのは、知らないでいると、とてもやっかいですね。

  では、努力は全くしなくてもいいのでしょうか?
  いえ、していただきたいのです。
  でも、意識のカラクリを知らないでいると、努力の方向を間違えてしまうのです。

  するべき努力とは、意識を変えることですね。
  潜在意識レベルでの『意識の条件付け』を変えていく努力をしてください。
  あなたの中の『無い』という情報を、『あたりまえ』に『ある』ものというように
  条件付けしなおす努力をすればいいのです。

  では、どうすればいいのでしょうか?
  詳しい説明は次回に譲って、早速始めてみましょう。

  前回のプチ・ヒプノ(簡単催眠)では、
  幸せな恋愛や結婚を阻害する意識をあぶり出しました。
  何が自分の幸せを邪魔しているのかが分からなければ、手の打ちようもありません。
  ですから、まずは原因を知るのです。

  今回はその先です。
  あぶり出した原因を手放す、という作業をいたしましょう。

  前回のプチ・ヒプノがまだの人は、先にそちらを済ませてみてくださいね。
  既に試した方は、その時出てきた映像を、もう一度思い出してみてください。
  最初のスクリーンには何が移ったか。
  二つ目のスクリーンには何が映ったか、です。

  そしてここから先に進む前に、こう決めてください。
  自分の心=感情にウソはつかない。
  どんな感情であってもちゃんと見つめて受け入れる、と。

  では、以下のやりかたを読んでから目を閉じて始めましょうね。


  
プチ・ヒプノ(簡単催眠)2
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  一人になれる落ち着いた場所で、座った状態で目を閉じましょう。
  そこで5回の深呼吸をします。
  深呼吸とは、ゆっくりと鼻から息を吸って、ゆっくりと口から吐く呼吸です。
  吐く息に意識を向けてみます。
  5回で足りないと思ったら、もっと続けてみてもいいでしょう。
  なんとなく、心が落ち着けばいいのです。

  1.前回のプチ・ヒプノでの二枚目のスクリーンの映像(上手くいかない恋愛や結婚)
    を思い出し、ジックリと見つめてみましょう。

  その映像から感じ取れる感覚、感情をしっかりと感じてみましょう。
  何がどのように嫌か、しっかりと感じてみるのです。
  (少しの間をとりましょう)

  そして、同じような感覚や感情を、自分の子供の頃の実際の家庭の中や
  幼稚園、学校などなどで感じたことがないか?と心に尋ねてください。
  しばらくすると、あなたが実際に体験したことが、浮かんでくることでしょう。
  浮かんだ内容を「こんなこと?」と理性で判断せず、
  そのままを受け入れてみましょう。

  @ そのことの何が嫌だと感じたかハッキリとさせましょう。
  A その時の感情をしっかりと感じましょう。自分はこんな気持ちだったのだと認めてあげましょう。
  B その時、相手(ご両親や兄弟、同級生、先生・・)にどうしてほしかったかをハッキリさせましょう。

  @〜Bの間は、感情的に揺さぶられて泣いてしまっても、怒ってもいいのです。
  心に触れてワッ!と感情が溢れてきたり、本心がジワジワと出てきたりすることでしょう。
  見付けたらその感情や、して欲しかったことを
  心の中でしっかりと感じきってあげましょう。「そうだ、私はこう感じたんだ!」と。
  誰の為でもありません。ご自分の為です。

  2.心揺さぶられる感情や本心を感じきって、
    もうそろそろいいな・・・と何となく思ったら、その出来事をスクリーンの中の映像として、
    少し離れたところから眺めている自分をイメージしてみましょう。

  あなたは、スクリーンを見ている人です。客観的に見ているのです。
  そして、「もう、このストーリーを手放す」と決意しましょう。
  すると、そのスクリーンの映像に光が射してきてだんだんぼやけてくる・・・
  そうイメージするのです。
  ますます光が射して、映像が見えなくなって、
  最後にはまったく何も映っていない真っ白なスクリーンとなり、
  そのスクリーン自体も消えてしまいます。

  では、ゆっくりと目を開けて。

  
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  前回の例2で例えてみます。

  二つ目のスクリーン
  「夫がソファに一人で座っている。威圧的な感じがする。
  自分はアタフタと一人で家事をこなしていてるが、
  子ども達は忙しい自分にしがみついている。」

  忙しそう。威圧的。自分ばかり働いていて変だ!
  こんな非協力的でいばりんぼの夫なんて嫌だな。

  自分の人生の中での出来事を探ってみると・・・・

  いつもしかめっ面をして家事をしている母が浮かぶ。幸せそうじゃない。
  父はいつも仏頂面で無言の威圧感で座っている。
  私は母に自分を見てほしい、相手して欲しいと思っているが、忙しそうで言えない。

  @ 母が幸せそうじゃないのが嫌!いつも忙しそうで嫌!張りつめた空気が嫌!
  A 悲しい。モヤモヤしていて不安定。母が可哀相・・・
  B 父に対して、もっと協力的であってほしい。お母さんに優しくして。

  母に対して、もっと自分を大切にしてほしい。
  両親に対して、もっと自分を見て!私を愛して!
  これらの気持ちをじっくりと感じてみると、
  自分でも驚くほど傷ついていたのだとわかり、
  とても意外でもあるが、驚いたことに涙が出てくる。
  こんなにも悲しかったのだと小さかったころの自分を理解できた。
  もっと私を見て!と心の中で繰り返してみて、感情を隠さずジックリと感じてみる。
  ・・・しばらくすると落ち着いてきた。

  その映像が映るスクリーンの前に、ちょうど良い距離で座って見ている自分。
  落ち着いて見ることができている。
  「私はもう、自分の中のこのストーリーを手放す!」と決める。
  このスクリーンに光が射して映像が次第にぼやけてきて
  とうとう消えてしまった。

  これはほんの一例ですので、いろんなものが出てくることでしょう。

  @、Aで出てきたものと、Bの本当にしてほしかったことが、
  意外にかけ離れていることもあります。
  子どもがこんなにも深く物を感じ、周りの人達を思いやっているのかと
  自分のことながら感心してしまう人もいるかもしれません。

  いずれにしても、
  感情や本心を隠さず見つけて、そして感じきって、手放す。
  この手順です。

  一回でスッキリしなかったら、二度、三度と繰り返してみても良いでしょう。

  次回はさらに進んで、幸せが『あたりまえ』という情報を
  いかにして潜在意識に入れていくかについてお話していきましょう。
                   
                            
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